出産後、
✅ 恥骨のあたりが痛い
✅ 歩くと股の前の部分が痛む
✅ 寝返りをすると恥骨が痛い
そんな症状を感じていませんか?
妊娠中は何ともなかったのに、出産してから痛みが気になるようになった方もいます。
産後は赤ちゃんのお世話で、立ったり座ったり、抱っこしたり、授乳したりと体を使う場面が増えるため、痛みがあると日常生活そのものがつらくなってしまいます。
では、なぜ産後に恥骨が痛くなるのでしょうか?
恥骨は、骨盤の前側にある左右の骨が「恥骨結合」という部分でつながっています。
妊娠・出産では、この骨盤周囲にも大きな変化が起こります。
また、妊娠中からお腹が大きくなることで重心が変化し、歩き方や立ち方など、体の使い方も少しずつ変わっていきます。
そのため、産後の恥骨周辺の痛みは、妊娠中の緩み、出産時に恥骨結合が過度に広がることがあげられます。
恥骨周辺の痛みは、歩行によって気になることがあります。
骨盤・恥骨に歩行時に使うたくさんの筋肉があります。
産後に骨盤周囲の動きや筋肉の働きが妊娠前と変化していると、歩くという何気ない動作でも、痛みや違和感を感じることがあります。
特に、
・歩幅を大きくすると痛い
・階段の上り下りで痛む
・片足で立つと痛い
・長く歩くと痛みが強くなる
という場合は、無理をせず体の状態を確認することが大切です。
産後の女性から意外とよく聞かれるのが、
「寝返りをすると恥骨が痛い」
という悩みです。
寝返りでは、左右の脚を動かしたり、骨盤をひねったりします。
そのため、骨盤周辺に痛みがある場合、寝返りのような小さな動作でも症状を感じることがあります。
また、赤ちゃんのお世話で睡眠不足になっていると、体を回復させる時間が少なくなります。
痛みがあるうえに睡眠も十分に取れない。
この状態が続けば、体の負担はさらに大きくなってしまいます。
「産後に恥骨が痛いのは、骨盤が開いているからですか?」
と質問されることがあります。
ここは少し注意が必要です。
骨盤は単純に「開いている・閉じている」という二つだけで考えられるものではありません。
妊娠や出産によって、骨盤周囲の関節、靭帯、筋肉などにはさまざまな変化が起こります。
「骨盤が開いているから矯正する」
と単純に考えるのではなく、現在の回復スピード・体の動きや負担のかかり方を見ることが大切です。
痛みがあるときは、「早く妊娠前の体に元に戻したい」といって無理をしない。
例えば、
・痛みを我慢して長時間歩く
・痛みがあるのに無理にストレッチする
・腹筋運動をする
・片側だけで赤ちゃんを抱き続ける
など、症状を強くする動作がないか確認してみましょう。
一方で、痛みがあるからといって、必要以上に動かないことが良いとも限りません。
体の状態に合わせて、できる範囲で少しずつ動くことが大切です。
産後の骨盤周囲の痛みは、時間とともに軽くなる方もいます。
しかし、強い痛みが続いている、歩くことが難しい、日常生活に支障があるという場合は、「産後だから仕方ない」と我慢し続けないことが大切です。
恥骨周辺の痛みには、筋肉や関節などの問題だけでなく、ほかの原因が隠れている場合もあります。
まず産婦人科や医療機関に相談しましょう。
あい整体院では、産後の「骨盤だけ」を見るのではなく、腰・骨盤・股関節など、体全体のバランスや動きを確認しながら施術を行っています。
「産後から恥骨が痛い」
「歩くと骨盤周辺が気になる」
「寝返りをすると痛い」
「出産後、体のバランスが変わった気がする」
そんな変化を感じている方は、一人で我慢しなくても大丈夫です。
出産を終えた体は、妊娠前の状態に戻るだけではなく、育児という新しい生活に適応していく時期でもあります。
だからこそ、「今のお身体・育児環境」に合わせて、少しずつ整えていくことが大切です。